どうも。らくあま(@rakuamablog)です。
PayPayが9月30日に「資金決済に関する法律」における資金移動業の登録を完了しました。
聞き慣れない法律に「なんのこっちゃ?」と思われるかもしれませんね。
しかし「いざ」という時にありがたく感じる機会が、今後出てくるかもしれません。
これによって「何が出来るか」というと、スマホにあるPayPayの残高を現金として出金が可能になります。
今までは、チャージをしたPayPayの残高を店舗で決済として利用したり、知り合いに送金することは出来ても、現金として引き出すことが出来なかったのですね。
最近はスマホ決済も普及し、使える店も非常に増えてきました。
特にPayPayは大手の店はもちろん、地域の個人経営店でもPayPayが使える店が増えてきて、レジカウンターにPayPayのQRコードの札が置いてある店をよく見かけます。
自分はPayPayに限らず様々なコード決済を利用していますが、PayPayが使える店の充実度は目覚ましく、PayPayさえあれば日常生活圏のほとんど店で決済が出来ますし、仮にPayPayが使えなくても他のコード決済や電子マネーを使い、現金を使うことはここ数ヶ月でメッキリ減りました。
ですから、財布を持ち歩かず、スマホだけで出かけることも珍しくないですね。
しかし、何か急に「まとまった現金が必要になる」ことも十分考えられますよね。
そういった時のためにも、今回のPayPayの新たなサービスはありがたく感じる人もいると思います。
ちなみに、この出金のサービスを提供しているのはPayPayの他には「LINEPay」が対応しています。
PayPay残高
さて、PayPay残高には、いくつかの種類があります。
ふだんはそれほど気にすることも無いと思うのですが、
今までは「PayPay残高」「PayPayボーナス」「PayPayボーナスライト」の3つに分類されていました。
- PayPay残高・・・登録口座やヤフオク売上金などからのチャージ
- PayPayボーナス・・・キャンペーンなどで付与されたもの
- PayPayボーナスライト・・・キャンペーンなどで付与され利用期限のあるもの
ここに新たに「PayPayマネー」が加わります。
そして「PayPay残高」が「PayPayマネーライト」に名称変更。
本人確認の手続きを済ませると「PayPayマネー」として利用できるようになり、払い出し可能となります。
下の一覧表が分かりやすいかと
【公式より抜粋】
ただし、9月30日以前に保有していたPayPay残高は、PayPayマネーに移行させることは出来ません。
あくまで、9月30日以降に本人確認を済ませてからチャージした金額が「PayPayマネー」として利用でき、出勤可能な金額として扱うことが出来る、というわけです。
ちなみに普段利用している際は、
- PayPayボーナスライト
- PayPayボーナス
- PayPayマネーライト
- PayPayマネー
の順に優先的に利用されます。
PayPayマネー
PayPayマネーとして利用するには本人確認が必要です。
本人確認の方法は2つ
- 銀行口座で確認
- かんたん確認
のどちらか
銀行口座の認証方法
- ホーム画面の「本人認証」をタップ
- 「銀行口座で確認」をタップ
- 自身の情報(氏名や住所)、利用目的を入力
- 入力した情報の確認が取れれば完了
かんたん確認を利用する方法
- ホーム画面の「本人確認」をタップ
- 「かんたん確認で確認」をタップ
- 顔写真を撮影
- 枠内に顔をあわせて、ゆっくりとまばたきをする
- 利用する本人確認書類を選択
- 本人確認書類の表面を、白い枠内に入れて撮影
- 本人確認書類の厚みを撮影するため、スマートフォンを書類に対して45度傾けて撮影
- 本人確認書類の裏面を撮影
- 自身の情報(氏名や住所)、利用目的を入力
- 申請手続きが完了
- 5日前後で登録完了
出金手数料
出金は、100円から可能。
ジャパンネット銀行だと、手数料がかかりませんが、それ以外の金融機関では100円の手数料がかかります。
(ちなみにLINEPayの場合は、手数料が216円。銀行口座かセブンATMより引き出す方法があります。)
利用手順
また手順は
- PayPayアプリ下部の「残高」をタップ
- 残高画面の「銀行口座に出金」をタップ
- 登録済みの口座がある場合、希望の口座を選択
- 出勤したい金額を入力し、出勤するをタップ
- 手続きが完了すると振込予定日が記載される
請求書払い
またヤフーがこれまで「Yahoo!マネー」で提供してきた電子マネーは、PayPay残高に移行することになります。
移行をうけて、ヤフーマネーが対応していた約300の地方公共団体や事業者の請求書払いにPayPayでの支払いが可能となりました。
ちなみにPayPayも9月から公共料金の支払に対応していました。
対応事業者はそれほど多くなかったのですが、一気に増えましたね。
【こちらのリンク先から確認できます】
あなたの住んでいる地域の公共料金もPayPayでの支払いが可能になっているかもしれません。
上の記事でも触れていますが、PayPayで公共料金を支払うと、なんとPayPayボーナスとして還元があるんですね。
公共料金を支払って、還元なんて変な感じがしますが、頂けるものはありがたく頂戴しておきましょう。
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